猫被り

さて、どうも。

 

暗い話をしましょうか。

 

 

 

 

 

因みに本来書こうとしていた話は書けませんでした。まだダメだってさ(他人事)

 

 

 

 

今回はすこーし前に出たいい子ちゃんの話。

 

 

 

なんでそうなったのかなとか過去に考えたことがあってその時に思い当たったものなんですが、小学校の頃のことでした。

 

 

 

 

 

 

私は小学校入学前に引越しをしたので小学校自体に友人はおらず、元々人見知りが激しかったために友人も出来ず。

 

その上同級生と話が通じない。

 

これに関してはコミュニケーション能力云々と言うよりも私が妙に達観していたためお母様方と話す方が楽しかったということだ。

 

まぁ、そうなればお母様方からすれば愛想のいい、騒いだりして親を困らせることの無いいい子ちゃんの完成な訳ですよ。

 

 

 

 

可愛がられますから。

同級生と話の噛み合わなくて楽しくない私はそりゃあ心地の良い場所の方を取りますよ。

 

 

 

 

 

「じゃこちゃんはいい子ねぇ」

 

やら

 

「じゃこちゃんしっかりしててうちの子とは大違いよ」

 

 

やら。

 

 

可愛がられるわ可愛がられるわ。

 

 

なら、居心地のいい場所を失いたくない以上そうあろうとするでしょう?

 

いい子ちゃんになってずっとそこにいようとするでしょうよ。

 

 

そこまではまだいいですよね。

 

ただ無害ないい子が生まれただけですもの。

 

 

 

でも、ここで私を見て母は言うんですよ。

 

 

 

「全然いい子じゃないわよ。」

 

 

 

 

猫を被ってない私はそりゃ生意気な子供だったでしょうけどそれでも弟がいる以上ある程度自分を殺してましたよ。

 

 

 

 

それでも、いい子じゃないって。

 

 

 

 

なら、と……。

 

 

 

 

無理に外ではいい子ぶって家でももっともっといい子になろうとして。

 

 

 

 

そしたら、戻り方を忘れてしまったんですよね。

 

 

ずーっとそのまま。

 

 

 

いい子じゃなきゃいけないから

 

 

怒れない

 

泣けない

 

笑えない

 

 

 

 

今思うと中高とほぼ死人だったんだなぁって。

 

最近やっと泣くことは出来たけど若干不可抗力で、だったし、まだまだいい子ちゃんの皮がとれないなぁと。

 

 

 

 

 

頑張って自分を殺さずに生きれるようになりたいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめんねまだいい子ちゃんのままでしかいれないみたいで。